理想のスタイルをロックするスタイリングオイルって?おすすめの使い方や効果、選び方

理想のスタイルをキープできると話題となっているが、「リノン ロックオイル」をはじめとしたヘアアイロン前に使えるスタイリングオイル。ヘアアイロンによる熱ダメージもケアできるため髪の傷みが気になる方にもおすすめです。
今回は、そんなしなやかなに髪をロックするスタイリングオイルの魅力からおすすめの使い方、なりたいスタイルを叶える選び方まで解説。「リノン ロックオイル」などのヘアアイロン前のスタイリングオイルが気になっている方や、使用感・香りなど選び方に迷う方もぜひ参考に。
そもそもヘアスタイルをロックするスタイリングオイルとは?

ヘアアイロン前に髪になじませてスタイルをロックするスタイリングオイルとは、ヘアアイロンの熱を味方にすることで、カールやストレートなどなりたい髪型をロックし1日中キープするヘアオイルのことを言います。
その名の通り髪をロックするかのように、ヘアアイロンでセットしたストレートやカールを日中保てるほか、ヘアアイロンの熱からの毛髪保護やツヤ・潤いも同時に与えるという嬉しい特徴も。湿気や乾燥からも髪を守ってくれ思い通りのスタイリングを長くキープできると人気を集めています。
一般的なヘアオイルとの違いは?
一般的なヘアオイルは、主に髪の毛の保湿・補修・保護や、スタイリング時の指通りや広がり抑制、ツヤを出すなどが目的で、アルガニアスピノサ核油、ホホバ種子油、ツバキ種子油、ジメチコンなどの成分が含まれているのが特徴です。
一方、ヘアアイロン前につけてスタイルをロックするスタイリングオイルは、保湿など一般的なヘアオイルの目的に加えて、ヘアアイロンでセットしたスタイルをキープさせることや、ヘアアイロンの熱から髪を保護することも目的として作られているものが多いです。
また、そのようなスタイリングオイルでは、通常のヘアオイルと同じような成分に加え、熱に反応して毛髪をケアするγ-ドコサラクトンなどのヒートケア成分も配合されているのが特徴といえます。
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\スタイルをロックするスタイリングオイルはこんな人におすすめ/
- ヘアアイロンでセットしたカールやストレートを1日中崩さず保ちたい
- ヘアアイロンの熱による髪へのダメージが気になる
- 日中も髪のまとまりやツヤ感、濡れ感がほしい
- ヘアアイロンやドライヤーによる熱から髪を守りたい
- 雨や湿気のあるときもスタイリングをキープしたい など
本当にスタイリングキープできるの?ヘアスタイルをロックするスタイリングオイルの魅力

実際にどんな効果があるの?と気になっている方に向けて、ヘアアイロン前につけてスタイルをロックするスタイリングオイルの魅力や特徴について解説します。
1. ストレートやカールが長く保てるスタイリングキープ力
思い通りにスタイルをロックするスタイリングオイルの魅力は、何といってもセットしたスタイルを1日中保てる「キープ力」にあります。
熱に反応する毛髪ケア成分が髪のダメージ部に吸着し補修することで、キューティクルを整えて、ヘアアイロンやコテでセットしたスタイルが長持ちする効果が期待できます。
また、髪の毛の表面を固めずにロックできるので、ごわつきや、バリバリする感じはなく、しなやかな自然な仕上りでスタイリングが決まるのもメリットといえます。
▼髪をロック&キープできる仕組み
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ヘアアイロンの熱によって成分の熱反応部分が変化し毛髪に結合
↓
毛髪に水をはじく性質(疎水性)が加わり、補修・保護しながら(※)スタイリングを長持ちさせる
※キューティクルを整える、うねりや広がり・絡まりの抑制、毛髪内部の保水など
健康な毛髪はキューティクルが整った状態で、水をはじく性質があります。
一方でダメージを受けた毛髪は、キューティクルが欠けたり剥がれたりして、水に馴染みやすい状態。このような髪は、乾燥や湿気などでパサつきやうねりが出やすいほか、絡まりやすかったり、まとまりにくかったりします。
そのため、毛髪に水をはじく性質が加わることで、乾燥や湿気、紫外線など外的刺激から守り、まとまりのあるツヤのある髪へ導くのです。
2. ヘアアイロンの熱から髪を保護しダメージ補修
熱に反応し毛髪をケアするヒートケア成分が配合されたスタイリングオイルは、ヘアアイロンの熱ダメージを補修しながらキューティクルをケアし、指通りよくツヤのある髪へ導いてくれます。
さらに、日中の湿気、乾燥などのダメージから髪を守り、ヘアアイロンでセットしたスタイルも1日中きれいにキープしやすくしてくれます。
毎日ヘアアイロンを使っていて髪の傷みが気になる方はもちろん、日中の乾燥や湿気で髪が広がったり、毛先のパサつき、うねりが気になり思うようなスタイリングにまとまらないとお悩みの方にもぴったりです。
▼ヒートケア成分の例
3. ウェットな質感やツヤを演出
ヘアアイロン前につけてスタイルをロックするスタイリングオイルは、髪を固めずにロックでき、しなやかなツヤ髪を演出できます。ウェットな質感でこなれ感を出したい方にもおすすめ◎
さらに、自分に合うスタイリングオイルを選ぶことで、しっとり重めのスタイルやふんわりしたニュアンス巻き髪スタイルなどなりたい髪型をキープできますよ。
理想のヘアスタイルをロックするスタイリングオイルの選び方
ヘアアイロン前につけてスタイルをロックするスタイリングオイルは、髪質やなりたい仕上りに合わせて自分に合ったものを選びたいですよね。口コミを見てもどれを選べばいいか迷うという方もぜひ参考にしてください。
髪質・仕上りで選ぶ

スタイルをロックするスタイリングオイルは、髪質や仕上りの好みに合わせて選ぶことがカギ!
「リノン ロックオイル」では、髪質や仕上りに合わせて2つのタイプが選べます。
しっとりとした束感を出したい方、太くて硬い髪質で広がりやすい髪にはしっとりタイプがおすすめ◎濡れ髪風の質感で髪に適度な重さを与え、まとまりのあるスタイルを長時間キープしてくれます。
一方、軽やかで自然な仕上りを好む方、細くやわらかい髪質やぺたんこ髪の方には、ライトタイプが最適。ふんわりサラツヤな質感で、エアリーな動きを出しやすくなります。
しっとり束感のある仕上りが好みな方はしっとりタイプ、しなやかな軽い仕上りをキープしたいならライトタイプが向いているといえるでしょう。自分の髪質やなりたいスタイリングを考慮して、自分に合った1本を見つけてくださいね◎
成分や香りで選ぶ

ヘアアイロン前に使うスタイリングオイルを選ぶ際は、下記のようなヒートケア成分やダメージ補修成分にも注目してみてください。また、毎日のスタイリングオイルとして使用するなら、自分の好みの香りを選ぶと気分もあがりますよね!
そのほか、保湿効果やダメージケアが期待できる「アルガニアスピノサ核油(アルガンオイル)」や「ホホバ種子油」などもチェックしてみると◎
成分 | 特徴・髪への働き |
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γ-ドコサラクトン | ・ドライヤーやヘアアイロンの熱で毛髪と反応・結合してダメージ補修。
・キューティクルのめくれ上がりやうねり、広がり、絡まりを抑制 |
(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解シルク | ・毛髪のダメージ部位に選択的に吸着しドライヤーやヘアアイロンの熱と反応してダメージ補修。
・キューティクルを整え、なめらかな感触に導く。 |
セテアラミドエチルジエトニウムサクシノイル加水分解エンドウタンパク | ・毛髪ダメージ部分に選択的に吸着しダメージ補修。
・毛髪のすべり性を良くし、指通り・櫛通りのよい仕上りに導く。 |
加水分解ケラチン | ・ケラチンは人の毛髪の約8割を構成する成分で、シスチンを多く含むことが特徴。
・毛髪に吸着・浸透し、ハリ・コシを付与。保水効果も期待できる。 |
ヘアスタイルをロックするスタイリングオイルはいつつける?おすすめの使い方

一般的なヘアオイルはスタイリング後に着けるイメージがありますが、熱に反応して毛髪をケアする成分が含まれたスタイリングオイルは、ヘアアイロンやコテを使用する前(スタイリング前)の乾いた髪に使うのがおすすめです◎
「リノン ロックオイル」では、ヘアアイロン前につけるのがおすすめですが、ドライヤー前やヘアアイロン後、お風呂上りのタオルドライ後など通常のヘアオイルと同様に使うこともできます。
ここでは、ヘアアイロン前に使えるスタイリングオイルを使って効果的にスタイルをロックする方法について解説します。(各商品の使用方法に沿った使い方を推奨します。)
STEP1. 乾いた髪にスタイリングオイルを馴染ませる

スタイリングオイルを適量手に取り、まずは毛先になじませてから、髪全体にまんべんなくなじませていきます。このとき、髪の毛が濡れている場合はドライヤーでしっかりと乾かしてから、完全に乾いた状態の髪にオイルを塗りましょう。
「リノン ロックオイル」の使用量は、ロングヘアの場合は3-5プッシュ程度で毛量少なめは2-3プッシュ程度が目安。ボブヘアの場合は2-4プッシュ程度で毛量少なめの場合は1-2プッシュ程度を目安となっています。髪の長さや量、髪質によってお好みで試してみてください。
使用量の目安は各メーカーの商品ページ等でご確認ください。
つけすぎるとベタついてしまうこともあるため注意が必要。特に髪が細い人は根元にスタイリングオイルをつけるとボリュームがなくなりスタイルが崩れやすくなってしまうので要注意。前髪もつけすぎるとペタッとなりやすいため、少量をつけて調整すると◎
STEP2. ヘアアイロンでスタイリングする

スタイリングオイルをつけた後は、髪をブロッキングし、根元から毛先にかけてヘアアイロンを通してスタイリングします。ストレートで外ハネにしたり、ゆるやかなウェーブにしたりお好みのスタイルにセットしましょう。
ヘアアイロンを使用する際は、毛束の量が多すぎると熱が通りにくくなってしまうため、一度に挟みやすい量を意識するのがポイント。また、ヘアアイロンの温度は150~160℃くらいを目安に熱すぎないようにしましょう。
濡れた髪はキューティクルが開いてダメージに弱い無防備な状態。そんな髪が濡れた状態でヘアアイロンしてもなかなか形づけができないほか、髪が傷む原因にもなります。そのため、完全に乾いた髪にスタイリングオイルをつけてヘアアイロンを使いましょう。
「リノン ロックオイル」に関するQ&A

ここでは、「リノン ロックオイル」の気になるギモンにお答えしていくのでぜひ参考にしてください。
Q. ヘアアイロン前に「リノン ロックオイル」をつけると髪が焼けたり傷まない?
A. 「リノン ロックオイル」はヒートケア成分*が入っているため熱によるダメージを軽減または傷みにくくします。ただし、使用するヘアアイロンや使い方によっては髪を傷めることもあるため注意が必要です。
*γ-ドコサラクトン、セテアラミドエチルジエトニウムサクシノイル加水分解エンドウタンパク、ラノリン脂肪酸コレステリル、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、加水分解ケラチン(羊毛)[ヘアコンディショニング剤]
Q. ヘアアイロン前に「リノン ロックオイル」をつけて、ヘアアイロン後は違うヘアオイルをつけても大丈夫?つけないほうがキープできる?
A. 違うヘアオイルやスタイリング剤をつけてもよいです。ただし、種類によってはスタイリングキープ力が落ちることもあります。
Q. 「リノン ロックオイル」を使った後にヘアアイロンを通すときは時間を空けるべき?
A. 「リノン ロックオイル」をつけた後に時間を置く必要はなく、つけた後すぐにヘアアイロンを使用しても問題ないです。
スタイリングオイルを上手に活用して思い通りのヘアスタイルをロック

ヘアアイロン前に使えるスタイリングオイルを上手に使うことで、毎日のヘアアイロンやコテによるダメージをケアしながら、自分好みのスタイリングを日中も長く保つことができます。自分の髪質や仕上りに合わせたスタイリングオイルをチョイスして、思い通りのスタイルをロック&キープしましょう♪