【超大全】髪の毛をサラサラ・ツヤツヤにする方法6選!自宅ケアで叶う髪美人

【超大全】髪の毛がサラサラ・ツヤツヤにする方法6選!自宅ケアで叶う髪美人

髪のパサつきや乾燥、くせ毛、うねりなど尽きない髪のお悩み……。
実は、いつものシャンプーやトリートメント、ヘアオイルなどのアイテムを見直したり、ヘアケア習慣の意識を少し変えるだけで、髪のダメージをケアして、憧れのサラサラ髪に導くことができます。
簡単に自宅でできるヘアケア方法を伝授するので、今日からさっそく取り入れてみて!

4つの髪のダメージサインに注目!

4つの髪のダメージサインに注目!

以下のような髪のお悩みは、髪のSOSサイン!
まずは、髪の状態を知るためにも、当てはまるものがないかチェックしてみて。

▼髪のダメージサイン

  • ✓髪のうねりや広がりが気になる
  • ✓髪のうるおいやツヤを感じなくなった
  • ✓髪がパサつく・ごわつく
  • ✓毛先の枝毛や絡まりが気になる

髪のダメージができるのはどんな状態?

髪の毛の構造

髪の毛は、一番外側から順に「キューティクル」、「コルテックス」、「メデュラ」の大きく分けて3つの構成で成り立っています。

髪の内部を守ってくれる「キューティクル」ですが、摩擦や乾燥に弱いといった特徴があり、
このキューティクルが損傷すると、髪が傷んで指通りの悪い髪になってしまいます。
一方で、このキューティクルが整うことで、髪のうるおいをキープして、指通りのよいツヤ髪に導いてくれるのです。

髪や頭皮のお悩み事情、みんなが困っていることは?

髪や頭皮のお悩みについて

自社の独自調査によると、髪や頭皮のお悩みで最も多かったのは年代問わず「髪の乾燥・パサつき・ダメージ」で、次いで「くせ毛」「髪にツヤがない」などの髪ダメージが多いという結果に。また、年代を重ねるごとに、「白髪」の悩みが急増することも判明!

日常生活に潜む!髪の毛のダメージ原因5つ

指通り滑らかなサラサラ髪を維持するためには、“髪のキューティクルにダメージを与えない生活習慣”を心掛けることが大切。一度剥がれ落ちてしまったキューティクルは自己修復できないので、普段から髪のダメージにならないよう気をつける必要があります。

原因1. ドライヤーやアイロンによる熱ダメージ

ドライヤーとヘアアイロン

毛髪にダメージを与える原因の1つにドライヤーやアイロンの熱があげられます。
もともと毛髪は熱に弱いうえに、さらに毛髪が濡れていると、よりダメージを受けやすい状態に。ドライヤー前には、必ずタオルドライをしましょう。

おすすめの予防・対策は?

自宅ケアでは、タオルを被ったままドライヤーをすると効率よく髪を乾燥させることができ、ダメージの軽減にもつながります◎また、ドライヤーやアイロンをよく使う人は、毛髪補修成分が含まれているヘアオイルやトリートメントを使ったケアがおすすめ。

原因2. 髪を乾かさずにそのまま寝る

髪を乾かさずにそのまま寝る

「髪を乾かさずに寝る」という習慣は、誰しもが経験したことがあるのでは?
髪が濡れた状態で寝てしまうと、枕と髪で摩擦が生じ、髪のキューティクルがはがれてしまう原因につながるので、きちんとドライヤーで乾かしてから寝るようにしましょう。

>正しいドライヤー方法をチェック

原因3. 紫外線ダメージで枝毛や切れ毛に!

枝毛や切れ毛

日常生活の紫外線ダメージが蓄積すると、髪の枝毛・切れ毛・ぱさつき・まとまらないなどのさまざまなヘアダメージを引き起こす原因に。
さらに、紫外線ダメージが進むと毛髪内部が空洞化し、キューティクルがはがれたり、髪のツヤがなくなったり、髪の内部へのダメージへとつながります。

おすすめの予防・対策は?

A. 肌と同様、髪や頭皮にもUVケアや保湿ケアが欠かせません。外出する際は、日傘や帽子を使ったり、髪のUVケア成分が配合されたヘアオイルやスプレーを取り入れてみるとよいでしょう。

原因4. パーマやヘアカラー剤によるケミカルダメージ

美容院で施術してもらう女性

パーマや、ヘアカラー(ブリーチ)などのケミカル処理をすると、アルカリ剤の影響で、キューティクルが溶けて、毛髪内部にある栄養分が流れ出てしまいます。さらにパーマやヘアカラー1回で、髪の毛が約0.03mm細くなるともいわれています。

おすすめの予防・対策は?

パーマやカラーの施術後は、ヘアオイルやトリートメントを使ったホームケアを怠らずに◎また、タオルドライ時は、髪を揉みこむようにやさしく水気をふき取ると、摩擦ダメージが軽減でき、ダメージ予防にもつながります◎

さらに、セルフカラーで髪を染める場合、染め方によってはダメージの原因になることも。美容院では、美容師が1人1人に合わせて薬剤を選んでくれるので、ダメージを最小限に抑えたいという方は美容院での施術がおすすめです。

原因5. ホルモンバランスの乱れや加齢が髪に影響することも

髪の悩み

女性はホルモンバランスの変化によって、体にさまざまな影響を受けますが、髪の状態に影響がでることも。特に生理前は、ホルモンバランスが不安定なため、頭皮環境が悪くなり、髪のパサつきやゴワつきを感じることもあります。
そんな時は、ドライヤー前や、お出かけ前に、トリートメントやオイルで髪のお手入れをしてあげると◎

髪の毛をサラサラにする方法1. シャンプーで“頭皮”をキレイに!

自分に合っていないシャンプーの使用や誤ったシャンプーの仕方はパサパサ髪の原因に!毎日洗っているのに、頭皮トラブルが気になるという人は、実は洗い方が間違っていたなんてことも。まずは洗い方から見直して、頭皮環境の土台を整えましょう!

STEP1. シャンプー前のブラッシングで頭皮の血行を促進

シャンプー前のブラッシング

髪を濡らす前に、目の粗いブラシやくしで、髪のもつれをといておきましょう。
ブラッシングは、ホコリや汚れを取り除くことができるのはもちろん、頭皮に刺激を与えることで、血行を促すことも◎

STEP2. 余洗いで髪に付着した汚れの大部分が落とせる

シャンプー前の余洗い

シャンプー前に、人肌程度のお湯で髪や頭皮を湯洗いしましょう。湯洗いだけでも、花粉やほこりなどの汚れの大部分を落とすことができます。

STEP3.つける際は、手のひらで充分に泡立ててから!

手のひらでシャンプーを泡立てている様子

シャンプー剤を直接、髪や頭皮につけると、刺激が強すぎたり、ゴシゴシと泡立てる際に摩擦が生じたります。必ず手のひらで充分に泡立てて。

STEP4. ゴシゴシ洗いはNG!頭皮は優しく揉みこむように

頭皮を揉みこむように洗髪している様子

シャンプーの役割は“頭皮をキレイ”にすること。指の腹を使って優しく丁寧に頭皮を洗って いきましょう。マッサージするように揉みこんで洗うと毛穴の汚れもしっかり落とせます。

特に頭頂部は、紫外線でダメージを受けやすいため、シャンプーは後頭部や側頭部につけた あとに、全体になじませていくと◎

頭皮を丁寧に洗うことを心掛けることで、毛穴の詰まりやフケ、べたつきなどの頭皮トラブ ルの予防にもつながります。

STEP5.流す際は髪の流れに逆らうようにすすぐ

髪と頭皮をすすいでいる様子

髪の流れと逆方向に、洗い流しがないようにすすいでいくのがポイント。洗い残しは、髪の傷みや、頭皮を刺激して炎症などのトラブルにつながることも。髪や頭皮のヌルつきがなくなるまで、丁寧にすすぎましょう。

シャンプーの選び方も重要

洗面台の上に置かれたメルス スパークリングスパシャンプー

シャンプーの洗い方をおさらいしたところで、次は、自分に合ったシャンプーの選び方についてもポイントを押さえていきましょう。

ポイント1. 髪や頭皮への優しさで選ぶ

シャンプーは余分な汚れを落としつつも必要なうるおいを残せるものが理想。シャンプーの洗浄力にはさまざまなタイプがありますが、中でもアミノ酸系シャンプーは、弱酸性で低刺激なのでおすすめです。

\アミノ酸シャンプーをもっと詳しく/
アミノ酸シャンプーの効果とは?メンズにも人気の理由や選び方も解説

ポイント2. シリコン?ノンシリコン?どっちがおすすめ?

シリコンは髪を覆いキューティクルを保護してくれる働きがあり、しっとりまとまった仕上がりになります。一方でノンシリコンは髪本来の重さでふんわりさらっとした軽やかな仕上がりになるのが特徴。
シリコンの有無によっても、合う髪質や仕上がりが異なるので、それぞれの違いや特徴について知っておくとよいでしょう◎

\ノンシリコンシャンプーをもっと詳しく/
ノンシリコンシャンプーは髪にいいの?合う・合わない髪質と効果的な使い方

ポイント3. 髪をサラサラにする成分をチェック

ツヤのあるサラサラ髪を作るには、以下のような成分が配合されたシャンプーをチェックしてみるとよいでしょう。

▼サラサラ髪へ導くおすすめのシャンプー成分
成分 特徴・期待できる効果
γ-ドコサラクトン ・毛髪内部のダメージケア
・ドライヤー後の毛髪ハリ・コシ改善やシャンプー後に毛髪にツヤを与える効果が期待できる
加水分解ヒアルロン酸 ・髪の保湿
・キューティクルを整え、柔らかい髪に導く
・髪の水分を保ちながら、髪のちぢれを軽減。(ヒアルロン酸の効果により)
クランベアビシニカ種子油 ・植物性100%の天然オイル
・髪の櫛通りをよくし、ツヤを与える
・ダメージケア
加水分解シルク ・絹から得られる成分
・毛髪内部へのダメージ補修(加水分解シルクによる)
・ハリ・コシ向上

髪の毛をサラサラにする方法2. トリートメントは毛先を集中ケア

紫外線など毎日の生活で知らずのうちにダメージを受けている私たちの髪には、ダメージケアが欠かせません。シャンプー後はコンデショナーやトリートメントを効果的に使ってケアしましょう。

STEP1. トリートメントはダメージを受けやすい毛先メインでOK

トリートメントを毛先に付けている様子

シャンプー後、水気を軽く切ってから、トリートメントをつけましょう。
トリートメントは、頭皮を避けて、髪の毛先から中間部を中心になじませるようにつけていくのがポイント。

トリートメントをなじませた状態で、3分ほど時間置いて放置すると、頭皮ケア成分が髪に浸透していきます。その後、ヌルつきがなくなるまでしっかりとすすぎましょう。

STEP2. トリートメントの効果を最大限に!蒸しタオルやヘアキャップでひと手間かける

蒸しタオルをしてる様子

さらに自宅でトリートメント効果を引き出すには、トリートメント後に、蒸しタオルやヘアキャップをして、数分間放置してから洗い流すと効果的◎

\プラスα!髪の傷みの集中ケアにはヘアパック/

ヘアパック

トリートメントだけでは改善されにくい髪の傷みを集中ケアしたい場合は、高濃度な補修成分配合のヘアパックを試してみるのも◎
使い方は、シャンプー後、タオルで水気を切り、傷みの気になる毛先からなじませていきます。このとき、コームを使って、髪全体になじませていくのがポイント。そこから蒸しタオルを巻いて、数分置いてからヘアパックの成分が残らないようにしっかりと洗い流しましょう。

\トリートメントの選び方も重要/

台の上に置かれたシンスボーテ オーガニックヘアケアセット

トリートメントの使い方はもちろん、トリートメント選びも肝心。トリートメントを選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえて、サラサラヘアを目指しましょう!

ポイント1. サラサラ髪になるおすすめの成分

指通りよく、うるおいのある髪に導くのに以下のような成分が配合されたトリートメントをチェックしてみてください。

▼サラサラ髪へ導くおすすめのトリートメント成分
成分 特徴・期待できる効果
リンゴ酸ジイソステアリル ・髪の指通りやしっとり感を向上
・ダメージ毛のキューティクルの毛羽立ちを抑制
・ヘアカラー褐色防止
ポリリシノレイン酸(ラウリル/ミリスチル)、 グリセリン ・オーガニック認証原料や100%植物由来といった成分として知られている
・髪の指通や櫛通り改善
シア脂 ・高い保湿効果
・毛髪のダメージ補修には欠かせない成分

ポイント2. シリコン成分の有無もチェック

髪の表面をコーディングしてくれるシリコンは、指通りなめらかにしてくれるほか、摩擦ダメージを減らすのにも有効です。シリコンの代表的な成分「ジメチコン」は髪のキューティクルを整えてすべりをよくしてくれます。トリートメントを選ぶ際は、シリコンの有無もチェックしてみてください。

髪の毛をサラサラにする方法 3. お風呂上がりは即タオルドライ&ドライヤー

濡れた状態の髪はとってもデリケート。濡れた髪の状態でそのまま放置すると、髪や頭皮の キューティクルを痛めてしまう原因になります。 濡れた髪は、面倒くさがらず正しく乾かす!がサラサラ髪を作る基本です。

STEP1. お風呂上がりは、素速くタオルドライで水気をふき取る

タオルドライで水気をふき取る様子

洗髪後は、できるだけ早いタイミングでタオルドライをするのがポイント。頭皮の水分からふき取り、次に髪全体の水分をやさしくふき取っていきましょう。
濡れた髪は摩擦に弱いので、ゴシゴシこすらず、指の腹を使ってやさしく揉みこむようにすると◎

STEP2. 強温風で髪の根元から乾かす

ドライヤーで髪の根元から乾かす様子

風量の多いドライヤーで、乾きにくい髪の根元から乾かし、その後、髪の毛先までかけていきます。このとき、髪が傷まないように10㎝以上離して乾かして
また、同じ個所に集中して風が当たらないようドライヤーのヘッドを振りながら風を当てるのがコツです。

STEP 3. 髪の渇き際は、冷風に切り替えて仕上げる

ドライヤーで冷風に切り替えて乾かす様子

髪全体の渇き際には、温風から冷風に切り替えて仕上げるのがポイント
このとき、髪のキューティクルに沿ってあてることで、ツヤ感のある髪の毛に仕上げることができます。

\+α!ブラシを使ったブローで髪ツヤアップ/

ブラシを使ったブローで髪ツヤアップ

さらに、美髪に仕上げたいという人は、8割程度乾いた髪の状態で、5cm幅くらいを目安に毛束をとり、髪の内側からブラシを入れてドライヤーをあてていくとよいです。
ドライヤーで乾かしながらブローをすることで、ツヤのあるまとまった髪に仕上がります◎

髪の毛をサラサラにする方法4. 正しいブラッシングを習慣にする

毎日のお手入れに欠かせないブラッシングですが、「毎日ただとかしているだけ」という人も多いのでは?
ブラッシング方法を見直すだけで、髪のキューティクルが整いツヤ感アップや、まとまった髪に導くことができます。今日から実践できる正しいブラッシングで、サラサラヘアを手に入れましょう。

根元から一気にとかすのはNG!まずは毛先からとかす

毛先をとかす様子

まずは、髪の毛先の絡まりをほぐしましょう。次いで髪の中盤から毛先に向かってとかし、最後に髪の根元から毛先に向かってとかしていきます。毛先の絡まりを無理に引っ張ってとかすと、キューティクルが剥がれ、枝毛や切れ毛になってしまうので、やさしくほぐすとよいです。

一気に髪をとかしていくのではなく、段階的に丁寧にブラッシングすることで、摩擦によりキューティクルを剝がしてしまうのを防ぐことができます。

\ブラシの選び方も重要/

ブラシの選び方

ブラシは、使用タイミングや用途によって使い分けるのがおすすめ。
シャンプー前は、髪の毛を傷めないパドルブラシクッションブラシ獣毛ブラシが適しています。獣毛ブラシは、髪ツヤを出したり、頭皮に優しいのが特徴で、程よい刺激で頭皮のマッサージ効果も得られます。

そのほか、コームタイプのつげ櫛は、椿油に付け込んでいるので、椿湯の効果で、自然なツヤ髪にしてくれます。毛髪ダメージによるパサつきが気になる人にも効果的です。
シャンプー中に頭皮をマッサージしながら使えるスカルプブラシは、頭皮のかゆみがある人におすすめです。

髪の毛をサラサラにする方法5. ヘアオイルでパサつき・切れ毛をダメージ補修

へアオイルには、紫外線によるダメージ補修や、ドライヤーの熱ダメージからの保護、乾燥を防いでうるおいとツヤを与えるなどの効果があります。髪のダメージが進行すると、キューティクルがはがれて毛先のパサつきの原因に。そんな時は、ヘアオイルで、ダメージケアをしてあげるのが効果的です。

\ヘアオイルを使うタイミングって?/

ヘアオイルを使うタイミング

▲シンスボーテ オーガニックヘアオイルは2023年11月28日を以て終売となりました。

ヘアオイルは、タオルドライ後の髪が濡れている状態と、ドライヤー後の髪が乾いた状態の2回のタイミングで使うのが効果的です。以下で、ヘアオイルの正しい使い方についてもポイントを押さえていきましょう。

STEP1. タオルドライ後に、ヘアオイルをなじませる

タオルドライしている様子

髪が乾いた状態だと、髪の内部までヘアオイルが十分に届かないため、タオルドライ後の水分が残っている状態の髪に、塗布するのがポイント。

ヘアオイルを手のひらでなじませて温めてから塗布すると、髪に成分が浸透しやすくなります。

STEP2. 傷みやすい髪の毛先中心になじませる

ヘアオイルを髪の毛先になじませている様子

ヘアオイルをつける際は、皮脂分泌の多い根元は避けて、髪の毛先から中間に塗布していきます。髪の内部まで十分浸透するようにしっかりと揉み込みながらつけていきましょう。
このとき、目の粗いくしを使ってとかしていくと、ムラなく均一にヘアオイルをつけることができます。

STEP3. ドライヤー後、ヘアオイルを少量重ね付けて完成

ドライヤーで乾かしている様子

ドライヤーで80%程度乾かしたら、再度、少量のヘアオイルを乾燥の気になる部分に重ね付けして完成です。

\ヘアオイルの選び方も重要/

ヘアオイルの選び方

▲シンスボーテ オーガニックヘアオイルは2023年11月28日を以て終売となりました。

ヘアオイルは、自分の髪の状態や髪質、なりたい仕上がりに合わせて選ぶことが大切。また、洗い流さないトリートメントにはヘアオイルや、ヘアミルク、ヘアクリームなどさまざまなタイプがあるため、それぞれの種類や効果についても押さえておくとよいでしょう◎

ポイント1. 自分の髪質や髪の状態に合わせてタイプを選ぶ

洗い流さないトリートメントには、主に、「ヘアオイル」「ヘアミルク」「ヘアミスト」「ヘアスプレー」の4つのタイプがあります。
それぞれ種類によって、特徴も異なるので、以下の表を参考に自分にピッタリなアイテムを見つけてください。

▼アウトバストリートメントの種類一覧
タイプ 特徴
オイル しっとりまとまりのある仕上がり。剛毛、髪が太い、毛先がパサつく、くせ毛、重厚感のある艶感が欲しい方におすすめ。
ミルク ブリーチやパーマなどダメージ毛のケアに最適。重たすぎずしっかり保湿したい方におすすめ。
ミスト サラサラ、ナチュラルで軽やかな仕上がり。髪のボリュームはないが、パサつきが気になる人におすすめ。
スプレー アウトバストリートメントの中でも抜群の軽さ。髪につけてもベタつきが少ない、髪に何かつけるのが苦手な人におすすめ。

\ヘアオイルをもっと詳しく/
ヘアオイルを正しく使って効果実感!理想のうるツヤ髪へ

ポイント2. 髪質に合ったテクスチャーを選ぶ

ヘアオイルは、重めのテクスチャーでしっとり仕上がるものや、軽めのテクスチャーでサラっとした仕上がりになるものがあります。それぞれ髪質や悩みに合わせて選んでみて。

▼ヘアオイルのテクスチャー種類一覧
テクスチャー おすすめの人
重め 毛量が多い、髪が太い、くせ毛、髪が広がる、髪のダメージが気になるなど
軽め 毛量が少なめ、髪が細い、猫っ毛など

ポイント3. サラサラ髪に導くおすすめの成分

ツヤのあるサラサラヘアを作るには、以下のような髪のダメージを補修してくれる成分や、保湿効果の期待できる成分をチェックしてみてください。

▼サラサラ髪におすすめの成分一覧
成分 特徴・期待できる効果
イソステアロイル加水分解コラーゲン ・キューティクル補修(イソステアロイル加水分解コラーゲンによる)
・傷んだ髪の滑り向上
・髪の保水効果
ホホバ種子油 ・保湿効果
・ダメージケア
・乾燥パサつき改善
アルガニアスピノサ核油 ・保湿効果
・ダメージケア

髪の毛をサラサラにする方法6. 仕上げはストレートアイロンで

くせ毛やうねりにお悩みの人は、ヘアアイロンでストレートにするというのも1つの手。
ただし、濡れた髪はダメージを受けやすいため必ず乾いた状態でアイロンを使うのが鉄則です。適切なやり方を押さえて、憧れのサラサラストレートヘアへ!

STEP1.下準備が大切!余分な髪をクリップでとめる

ヘアアイロンを使う前の下準備

アイロン前に、ブラッシングで毛先の絡まりをほぐし、ヘアクリップを使って余分な髪をまとめましょう。毛量が多い人やロングヘアの人は、髪の余分な部分をいくつかのブロックに分けることで、アイロンがかけやすくなるほか、髪へ均一に熱が届き、髪ツヤアップにもつながります。

STEP2. 髪をブロック分けしたら、下の部分からアイロンをかける

ヘアオイルをかけている様子

約5cm程度を目安に毛束をとって髪を挟みましょう。
毛束の量が多すぎると熱が通りにくくなってしまうため、一度に挟みやすい量を意識するのがポイント
また、アイロンの温度が熱すぎたり、何度も同じ箇所にアイロンを当てすぎるとダメージでキューティクルが剝がれてしまいます。温度は150~160℃くらいがベター。

髪の根元をかける際は、根元から3~5cm離れた部分から当てて、毛先まで伸ばしていきましょう。

\もう1テクニック!アイロン後は、ササっと艶出しスプレー/

ヘアアイロン後の艶だしスプレー

艶出しスプレーをプラスすることで、自宅でもツヤ感のあるサラサラストレートに仕上げることができます。
使い方は、ヘアアイロン後、スプレーを髪全体に吹きかけてから、毛先になじませて使うのがポイント

サラサラ髪・ヘアケアまつわるQ&A

基本のヘアケアについてご紹介してきましたが、そのほか、サラサラヘアや、ヘアケアに関する気になるギモンにお答えします。

Q.寝ぐせはどう直すのが正解?

寝ぐせ直し

A.寝ぐせは気になるくせ毛の部分だけ濡らすのではなく、髪の根元も一緒に充分に濡らすことがポイント。根元も濡らして、髪の形を自由に変えられる状態にしておくと、寝ぐせをキレイに直すことができます。
このとき、濡らした状態で5~10分程度放置し、髪の内部まで水分をしっかり浸透させましょう。その後、髪が乾く前に、髪の形を決めてしっかり乾かして完成です。

Q.美容院と自宅のトリートメントの違いは?

美容院と自宅のトリートメントの違い

A.美容院と市販でのトリートメントの大きな違いは、髪への有効成分の量が美容院のトリートメントのほうが多く、効果を感じられやすいことが挙げられます。

美容院のトリートメントは髪の中に浸透し、ダメージ部分に効果が期待できるほか、一人一人の髪質に合わせたトリートメントを選んでくれるといったメリットがあります。ただし、成分にこだわっているぶん、コスパが高いのがデメリットいえます。

一方、毛髪表面の保護がメインである市販トリートメントは、コーティング剤が多く入っていることが多く、毛髪内部まで補修することが難しいといったデメリットがありますが、コスパがよいため、お金をかけずに自宅で手軽にケアがしたいという方に向いています。

Q.髪によい生活習慣や食べ物は?

髪によい食べ物

A.ストレスの溜めすぎや睡眠不足、栄養が偏った食生活は、髪と頭皮の健康にも悪影響を及ぼします。健康的で美しい髪を育てるためには、規則正しい生活習慣や、髪によい栄養素をバランスよく摂取することが大切。

食事の際は、髪を育てるために必要な栄養素と、その栄養素を効率よくカラダに吸収させるための栄養素をバランスよく摂取しましょう

▼髪にいい栄養素一覧
栄養素 食べ物(例)
タンパク質
…髪を作るモト
魚、肉、大豆製品、卵、牛乳
ミネラル
…髪の成長を促す
ほうれん草、アサリ、レバー(鉄)
牡蠣・豚レバー・うなぎ(亜鉛)
ビタミンC
…鉄分の吸収を助ける
リンゴ、キウイ、レモン
ビタミンE
…血行を促進する
オリーブオイル、アーモンド、ごま、アボガド

【まとめ】髪によいヘアケア習慣で叶う!健やかなサラサラヘア

健やかなサラサラヘア

毎日、当たり前のように行っているシャンプーやブラッシングなどのヘアケア。
自分の髪質や髪の状態に合うヘアケアアイテム選びや、髪や頭皮に負担のかかりにくいヘアケア方法を習慣化することで、指通りのよいサラサラヘアを自宅でも作ることができます。
今回、紹介したヘアケアを今日から取り入れて、ツヤのあるサラサラ髪美人を目指しませんか?